諏訪神社

長野県の諏訪湖に端を発する諏訪大社の,全国一万余に分布している分社の一つです。諏訪大社は「武勇の神」として武門武将の守護神として,又一般庶民にはその生活に則して「風や雨の守り神,水の守護神」と仰がれ,五穀奉穣を祈ったとか。近来は「生活の源を司る神」として商工業の繁栄や,家内安全等を祈る参拝者で賑わっている様です。

八木原の諏訪神社は天正8年(1580)信州(長野県諏訪市)の諏訪大社から勧請され,祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)で大国主命の子孫とのことです。

境内には琴平社(金毘羅宮),八坂社(八坂神社),菅原社(天満宮)などの末社14社が祭られています。 構成としては境内の正面には神殿が有り,その南東には昭和7年建設の神楽殿が,南西には社務所(八木原北会館併設)が有ります。

最近は篤信者による寄進(狛犬さんや柵,灯篭等 真新しい白でしょ!)により,その姿を壮厳に変化させて来ています。

  〈春に行われる太々神楽〉
  
  最後に投げられる餅やお菓子が楽しみです。

       参照文献:諏訪神社奉賛会編「鎮守諏訪神社−縁起から平成まで−」


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