健康って何でしょう?〜その7〜
今回も健康に関して提言です。
今まで「白湯の効果」、「腹式呼吸」と触れてきました。今回は排便について触れてみましょう。
排便の大切さは皆さん既にご存じでしょう。診察をしていても便秘を訴える人はとても多くいらっしゃいます。大腸のなかに老廃物が長く宿っているのは決して健康によくありません。
老廃物が長く体内にとどまっていると、胃腸の働きに悪影響を与えます。そして、便秘によって前進の生理機能が徐々に悪影響を受けます。
逆に、老廃物が毎日排泄されていると、胃腸の働きも全身の生理機能も快調になります。
ですから健康に一番よい習慣として、朝起きたらまず尿と便を排泄することです。これがまず第一歩です。力むのはよくありません。特に高齢の人は絶対力まないようにすることをすすめます。起きてから一度うがいをして、一杯のお湯をのむことは便の排泄を促進させる働きをします。
朝起きて排尿排便をする習慣には次の利点があります。
@老廃物が排泄されると、体が軽くなり、爽快感が増します。
A消化機能が良くなります。
B腹部膨満感・腹部重圧感・腹鳴が避けられます。
C老廃物を毎日規則的に排泄することは、長期的に全身の生理機能に影響して、健康増進と長生きをもたらします。 一般的には@繊維の多い食事A適度の運動B充分な水分 が心地よい排便に必要とされています。
これはこれで正しい事です。それでもこれらの事を実践してもまだ心地よい排便を得られない人も多くいらしゃいます。つまり体質によって便秘の対処方法が異なるからです。
これらの事が有効なのはがっちりとした体つきで、骨太の人で、少し太り気味で皮膚のしっとりとした感じの方に有効な方法です。
ただこれらの方は本来便秘はし難い体質なので、少し気を付ければ便秘は解消します。
むしろやせ気味の人で、筋肉や脂肪があまりついていない、小さい体つきの人では便秘をしやすいので日頃から注意しなければなりません。この体質の人はどちらかと言えば乾いた性質が主なため、便も乾いていることが多く、便秘になりがちです。この乾きは水分が乏しいという事だけでは無く、油分が足りないという事でもあります。
従ってこの場合の便秘にはコップ一杯の温かい牛乳に一匙のバターを混ぜたものを寝る前に飲むと翌朝の排便が気持ちよくある事があります。自分の体質がこちらの方だと思い当たる方は、一度試してみる価値はあるでしょう。
皆さんそれぞれ自分に合った正しい排泄の習慣を身に付けるようにして下さい。
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