木暮医院院内報 2000年春号 |
|
お知らせ | |||||||||||||||||||||||
2000年(平成12年)4月から、諸般の事情により、 土曜日の午後を休診とさせていただきます。
(但し木曜日、土曜日は、9:00〜12:00)となります。 皆様方のもご都合はあると存じてますが、 何卒、よろしくご了承お願い申し上げます。 | |||||||||||||||||||||||
< なんでもご相談下さい!> | |||||||||||||||||||||||
木曜日、午後12時30分から医療相談を行います。 日頃、診療時間では聞けないこと、自分の病気意外のこと、 家族・知人の病気のこと、介護保険に関してなど、 その時に即答できない質問に関しては、 後日、責任をもってお答えするようにいたします。 但し、予約制ですので、窓口で予約して下さい(無料)。 | |||||||||||||||||||||||
◆障害者の介護保険について◆ | |||||||||||||||||||||||
4月から始まる介護保険では、 40歳以上65歳未満の人でも特定の病気が原因の場合は、 介護サービスが利用できます。 介護保険に障害者福祉と共通のサービスがある場合は、 介護保険で提供されます。 ホームヘルプサービス(訪問介護)やデイサービス(短期入所)などの サービスは介護保険の適用となりますので、 特定疾病の患者さんは要介護認定を受けた方が良いと思います。 要介護認定の申請手続きは、65歳以上の場合と同じ 市町村の窓口で健康保険証を提示し、 介護の必要な原因が特定疾病かどうかは、主治医の意見書に基づいて 認定審査会が確認します。 | |||||||||||||||||||||||
(多胡雅江) | |||||||||||||||||||||||
健康的にやせましょう | |||||||||||||||||||||||
皆さんは“やせたい”と思ったことがありますか? そう思ったときまず、どうしますか? ほとんどの方が、食べなければやせると思い、 食べる量を減らそうと考えるでしょう。 確かに、食べる量を減らせば体重は減るでしょう。 でも、それは、健康的なやせ方と言えるでしょうか? 人間や動物は植物とは違い、自分が必要な栄養素を自分の体内で 作り出すことができません。 ですから、体が必要な栄養素は、自分が口から食物として 取り入れる他はないのです。 やせたいと思うあまり、必要な栄養素まで減らしていませんか。 必要な栄養素が不足すると、体のバランスが崩れ、 うまく機能しなくなってしまい、思いもかけない病気に なってしまうこともあります。 “やせたい”と思ったとき、まずは今の自分の食生活を 見直してみて下さい。 何を多く食べ過ぎているのか、また何が不足しているのか、 まずはそこを改善することから始めて下さい。 | |||||||||||||||||||||||
(荒金好志子) | |||||||||||||||||||||||
木暮医院 患者さんの広場 | |||||||||||||||||||||||
老後の生き甲斐 | |||||||||||||||||||||||
青梨子町 井上宗平 | |||||||||||||||||||||||
私が老化現象を感じたのは、50代の頃だと思います。 看護士現職の時、70、80代の老人の姿を見て、 やがては通らなければならない道で不安を感じさせられました。 その後の歳月の流れは早く、いつしか70代を迎えて、 これから先の老人生活はどのようにして行けば良いかと思案の毎日でした。 現在、考え実行していることは、 心と体力の健全を保ち心のエネルギーが老いていかないようにすること。 開口一番、声を出す。 毎日の食生活に注意して、年金生活であるから無駄な金は使用しない。 健康の基本である「歩く」こと。心にストレスをためないようにする。 このようなことを守りながら生活して行けば 快適な老人生活が出来ると思い、実行しています。 四月より介護保険が施行されますが、 65歳以上の老人は市町村が年金から天引きされるとのこと。 それは仕方ないと思います。 そのことより、現実に考えられることは、これから先の生活は親子が同居し 子供に扶養してもらうか、老夫婦で生活しどちらかが命を絶たれた時、 独居で生活して行くか、老人施設に入居するか、 この中より一つ選択しなければなりません。 老人施設に居ても家庭に居ても、いつ病魔に襲われ緊急入院し、 病状によっては手術を要し、 後遺症となり機能障害が残った場合は、リハビリが必要になります。 その時、一番頼りになる人は家族と医師であると思います。 地域にかかりつけの医師が側にいれば、 どんな事態が発生しても安心して体はおまかせ出来ます。 面倒に手続きせず、カード一枚で気軽に診察を受けられる。 これは現在通院している木暮医院です。 私にとっては、生きる希望を与えてくれます。 いつ受診に行っても、笑顔で診察してくれる先生、 看護婦さん、受付の人たちの明るい表情。 これは私以外の患者さんに対しても喜ばれていると思います。 これからも安心して受診できる木暮医院、いつまでも私たちを見守ってください。 | |||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||
2000年3月発行 |
<<次号へ | 前頁へ>> |